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外国人技能実習生共同受入事業の下層の
受け入れの流れ

制度活用の利点

受け入れの流れ

組合への加入

外国人技能実習生制度を団体監理型で活用する場合は、まず組合への加入が必要になります。

現地面接


実技試験


個別面接

相手国の送り出し機関が、制度目的および要望内容に応じて人材を募集し、日本側からは組合と実習実施機関(受入れ企業様)が現地に赴き面接を実施します。
募集人員の3~4倍の中から、適正テスト、実技テスト、面接などを経て決定者を選定し、雇用条件を説明・理解させた上で雇用契約書を締結するようになります。
弊組合は無料職業紹介の認可を取得しています。

書類申請

入国管理局へ選定者の「在留資格認定申請」を組合が主導でご案内・申請します。
雇用契約書・受入機関概要書、技能実習計画書や登記簿謄本、損益計算書など実習実施機関(受入れ企業様)関係書類の準備が必要になります。
また、送り出し機関及び選定された本人の関連書類も必要になります。(送り出し機関側準備)

本国での事前講習

選定者は面接終了後母国において認定された教育機関で入国前の事前講習を約3~4ヶ月受講します。日本語の修得はもちろん、日本での法令や生活マナー・ルールなど技能実習期間にひつようとなる基礎知識を修得し、入国に備えます。
また相手国および送り出し機関(教育機関)にもよりますが、日本へ入国後より実践的な技能習得を行えるよう必要に応じて実技訓練もこの期間に行われます。
尚、この入国前の事前講習を160時間以上実施(内容は諸条件あり)されたと認められた場合に限り、入国後の講習期間を1/12(約1ヶ月)に短縮できます。

在留資格とビザの取得

申請した内容で許可が下りると本人に対し「在留資格認定証明書」が交付されます。この証明書を本国に送付し送り出し機関を通じて査証(ビザ)が発行され日本に入国可能になります。
「在留資格認定証明書」などには入国までの期限がありますので、あらかじめ入国予定日などを考慮した計画性のある書類申請~入国手続を進める事が大切です。
こういった内容も組合主導でご案内し進めさせて頂きますのでご安心ください。

入国

入国は組合側が送迎含め対応します。本人達は待ちに待った入国。期待と不安もあり複雑な心境でもあるため、この時の対応はとても大切になります。
到着後は日本で生活を行うため必要になる買物指導や交通機関、病院の案内など、初日からサポートしなければならない事がたくさんあります。

講習

入国後は約2ヶ月(短縮1ヶ月)の講習を監理団体主導で実施します。
弊組合には研修センターが事務所に隣接してありきめ細かい講習を常に実施しています。
また、実習実施機関ごとに専用の教材を作成し実施しますので、基本である日本語や生活教育などはもちろん、実習実施機関に即した講習内容を徹底して実施しており、配属後の技能実習へよりスムーズに移行できるよう尽力しています。

配属

いよいよ実習実施機関との雇用契約に基づく技能実習がスタートとなります。
実習実施機関への配属初日から1週間は毎日担当の職員が現場にて常時サポートする体制をとっています。またその後の巡回指導は基本的に週1回以上(地域外の場合は2週間に1回程度が基本)実施しています。
また、日常発生する怪我や病気などの対応や銀行手続や役所への手続など、通訳が必要になるサポートも抜かりなく対応します。

技能実習1号1年目

配属後約1~2ヶ月くらい経過すると技能実習生も作業や生活に慣れてくる頃になります。しかしその慣れによる油断や隙も現れてくる頃にもなるため、現場実習中の事故や不良発生、また生活面におけるトラブルや事故など、特に注力していかないといけない時期にもあたります。
組合巡回時にもそういった観点で行っていますが、実習実施機関(受入れ企業様)によるご理解や連携もとても大切になります。

技能検定試験事前教育

入国から約10ヶ月程度の時期に、1年目の技能修得の成果として「技能検定試験」を受験し合格しなければなりません。これに対し、技能修得理解を深め作業効率を向上させるためにも、試験に対する事前教育を計画的に実施していく事が大切になります。
組合では、試験前4ヶ月あたりから実習実施機関(受入れ企業様)と教育計画を策定し、それに伴った受験対策を筆記・実技とも併せ充分フォローさせていただきます。
また、試験実施機関(職業能力協会など)に対する試験申請や日程・場所の打合せなどすべて組合主導でご案内いたしますのでご安心ください。

技能検定試験本番

技能検定試験には必ず弊組合職員(通訳)が同行しフォローします。
受験に対する不安や緊張などもあり、普段の能力が発揮できない場合もありますので、通訳が同行していることで安心感も与える事ができます。
試験は実技試験と筆記試験(日本語の問題)両方を実施し、それぞれが合格点に到達していなければ不合格となります。

祝!合格!!

技能検定試験に無事合格!これで2年目(技能実習2号)へ移行することが可能になりました。
また、この合格によりそれぞれの職種における試験実施公的機関が認定した合格証書が発行されます。
この証は技能実習生達の財産となり、帰国してからも役立つ事になる大切な物となります。

技能実習2号2年目

技能検定試験の合格により1年目の「技能実習1号」から「技能実習2号」へ在留資格の変更申請が行えるようになります。この申請の許可が出て初めて日本へ滞在し技能実習を継続することが可能になります。
技能実習も2年目になるとかなり一人前に作業を進めるようになりますので、実習実施機関(受入れ企業様)の現場にとっても欠かせない存在になってきます。
また、技能実習の成果をさらに向上し企業にとっての受入れ効果を飛躍的に向上させるためにも技能試験上位級の受験に対する取り組みも推進しています。

日本語検定 祝!合格!!

技能実習生の中には日本語の検定試験を積極的に目指す者もいます。また実習実施機関側が積極的に推進し、全員受験させるような企業様もあります。
技能検定の合格とともに技能実習成果のもう一つの大きな成果が日本語検定試験になります。
早い人は1年目で「1級」に合格する実習生もいます。
技能実習生のモチベーションを高めていい状態にもっていくことが結局現場効率の活性化や効率向上につながる事になるのだと思います。

社員旅行に参加


信頼を深め合うイベント参加


社員旅行へ参加

実習実施機関(受入れ企業様)における社員旅行やイベントなどでは技能実習生達も本当にうれしそうです。職場の社員の方たちとお互いの信頼やコミュニケーションを深めていく絶好の機会にもなります。
また場合によっては弊組合の職員(通訳)も同行させていただき、よりコミュニケーションを深めるお手伝いも行っています。

技能実習2号3年目

3年目にもなるとベテランに近い経験値をもって作業に取り組めるようになってきます。折角の日本での滞在中に得た経験を結果として残すべく、技能検定試験などの上位級への挑戦や日本語検定試験などの受験など、実習実施機関(受入れ企業様)のご理解・ご協力の下、本人達との信頼関係も益々向上していきます。
そういった中では、本人の能力の高さのあまり、満了帰国させる事をとても残念に思われる実習実施機関(受け入れ企業様)も数多くいらっしゃるのも事実です。

終了式


送別会


終了式

いよいよ技能実習生活も終了します。実習実施機関(受入れ企業様)にて終了式や送別会などが行われ、企業の方から記念品や終了証書などが手渡されます。
本人達の技能実習成果の証として、とても大切な財産になるでしょう。
お世話になった企業の方々へ本人達からも感謝の言葉が日本語で述べられ、企業の方々も涙ながらに満面の笑みで応えます。

帰国

帰国は通常飛行機になるため、空港で本当の最後のお別れとなります。
企業の方々も本人達もお互いお世話になった事を感謝しあい、やはり皆さん感慨深い最後のやり取りが行われます。

「本当によく頑張りました!ご苦労様でした!! これからの人生にこの経験を活かして是非自分の人生を勝ち取ってください!」